2011-01-01から1年間の記事一覧

under skin

とある日記より

2007年6月13日水曜日21:57雲の流れが速い 星が闇の中でかなしく瞬いている 木の葉の、風によってこすれる音があつまってひろがる この風景に頼るしかない 今 この風景を憎らしく思う 未来のあの瞬間 (現実はその逆であるのだが) 人の世界のなかにあたりま…

作られた時間

その曲に適正な時間帯 その時間帯に持ちやすい感情体系

滑り込むように

静かに生きて静かに死にたいと 彼らはいう しかしそれはいっときの感情であってしかしそれは一つの本音であって 人は複雑なので 死ぬまでにいろんなことを言います

自殺について

「150年前にそんな小説家が生きていて、しかも至極自然に死に絶えたなんて事実が公然として存在しているもんだから、」 「僕は自殺できないんですよね。」 「芸術家の自殺ってのは、」 「そのとき現存する世界中の誰よりも、自分が外部にいると自覚したとき…

気分障害

「このまま高速度で壁に衝突したら、美しく直線的に昇天できるだろう」という幸せを目先に見出してそこに到達するための安らかな動機 粘度の高い流動体のなかに沈みこんでゆくような暗く平穏な感覚 もう終わりだ、佳境だ、しかし自分はそれを得ることなく通…

無意識で無自覚の領域があとどれだけ残っているのか…

無意識に偏った発言をしてしまい、人を不意に(本当に不意に)不愉快にさせてしまった、自己についてさえ(しかもそのレベルでさえ)把握できていなかったことに失望して落ち込んだ。(本当のところ、不愉快にさせてしまったことその物よりも、自分への評価が下が…

子供っぽいこと、恥。

せいぜい自分に恥をかかせたらいいだろう。 恥をかかせたらいいだろう、私の魂よ。 自分を大事にする時など、もうないのだ。 人の一生は短い。 アウレリウス ローマ皇帝 (引用元:http://sekihi.net/tags/1299) 羞恥心があって自制・自省することは自分を…

仕事帰り

隣部屋の若旦那が ロビーに入って来るのが見えた 彼はエレベータに乗り 階数を間違えて 13階へ そこに自分の住居が無いことを確認して 12階へと降りてきた彼は 物憂げな顔をして 私には目もくれず 自室へと 物音を発てず 入って行った 深夜2時と30分 遠くで…

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入水しない

「くれぐれも規定量を守ってください。精神に働きかける薬といっても、循環器系に多大な負担がかかりますから。飲み込んだ薬が脳に届くまでに通る道は血管なんですよ。あたりまえですがね。」 「ええ、でも、僕は自分が感情過多だってことは認めているんです…

善良な莨

先頭から順に赤く燃えあがり、酸化され、役目を終えおとなしくなったそれは殆ど白っぽくたまに黒の入り交じった死灰として無風の真夜中を舞う それは、農場にて生物として自由に活動をしていた時には決して想像できなかった、生命としての終焉を越えた、商品…

不自然人間

「どこか遊びに行こうか、どこに行きたい?」 不意に想像材料を与えられた車椅子の子供たちは、各々が即座に広げた想像図を外に放出する欲求に忠実になり、熱を帯びた目でホワイトボードの方向に視線を向けている。 「行く場所はどこでもいいのだけど、でき…

身元

かれは安定のない自信をもっていた。 その不安定な自信によって構築されたかれの表皮は 時に違和感と厭らしさとそしてみすぼらしさとを周囲の人間に与えるのだった。 かれがひょうきんを演じている途中、かれは襟首をつかまれる。 そして時をおいてまたかれ…

すごい

「僕はあの偉い方と同じ街に住んでいます」 と将来の彼がつい言ってしまうのを彼自身が今現在予見するも結局 未来では くしゃみをするように口を開いてそれを滑らかに吐き出してしまうのだった (何故なら我慢をすれば喘息になってしまうからだった。彼は自身…

凡な、あまりにも平凡な

彼は作品を作るたびに出来上がったそれを知人に見せて感想をもらう しかし毎度必ず否定的な意見が飛んでくるのだった 苛立った彼はある日有名な芸術家のマイナーな作品を自分の作品として知人に見せてみたすると逆に、彼は自分の作品を有名な芸術家によるマ…

考えるだけで終わらせない

モヤモヤは他者からの評価よりも自己評価の方が高いだけにすぎないって感じ 謙虚さの無さが、むしろ上辺だけの謙虚さが、この渋味の原因かもしれないなライブをしないミュージシャンは音がすべてのはずだから、評価の事など考えないで、憧れの作品と自分の作…

チワワは吠え続ける

もし自分があの時見たチワワ達の中の1匹だとしたら颯爽と通り過ぎてゆくコリーに対して仲間のチワワ達が吠える中で自分はきっと尻尾をふってその逞しい犬を見送ることしか出来なかっただろうと思ういつかあんな大きなコリーに成れるだろうかなどと甘く重い感…

会話

A「僕が文章書くとどうも物事を本質、真実から遠ざけてしまうようで…」 B「誇張」 A「そう!誇張です失礼しました…ほらまたこんなところでも…誇張と言えば済むところを本質などという重量不定無職の単語などを使って…」 B「大変拙いですよ。恥を知ったらいい」…

悪意を留める方法

子供たちは、大人たちが何故そのように存在しているのかについて深く考察をしない…子供は小さくそして軽い そして動機に満ちている 子供たちとは 思い返す自分自身にすぎないのかな 子供たち代表として あの頃の僕 的な自分がその時にはまり込んでしまってい…

お試し価格

「人の気持ちを試す奴にろくなのがいない」 って激しく厳しく猛々しく同意だな… 恋愛もそうだし、め、面接も… じ、自分もか

避暑地の出来事

逃げて困ったことなどない いつも逃げる度に、逃避に成功する度に避暑地にて心の底から安堵のため息をついたもんだ

影響

「参考程度に」 彼はその言葉を貰うたびに「もしかしたら、俺は身近な人たちの足を思いっきり引っ張っているのではないか」 と思うのであった。 さらに彼は考える… 「俺はもしかして哲学的なのかもしれないな。その人がよく考えもせず信じきっている価値観か…

現実を

現実を知りたい 特に他人の現実 自分の現実はわりとわかるけど 他人の現実は一切わかっていないんじゃないか 太宰ってんじゃないよ つ小説 いらね 読むけど あいまいな世界だなあ 生きる上での足枷にしかならん と思いきや 人間とか社会とかの枷を外す鍵にな…

モヤモヤ

メジャー路線ではないくせに自分の音楽感性は平凡なもんだから オリジナリティに富んだ新しい音楽、かつ需要のある音楽が作れない

不幸を比較したいわけじゃないんですけどね 視野が狭いな とんだ贅沢な悩みだ でもでも自分だけの問題であるからして こんな人生やめてやらあみんな平等に悩めよ平等にしねみんな平等に悩んでますよ本当かよ本当だよ平等にしぬよ死に方は色々だけど なわけわ…

需要

音楽的な意味でも労働的な意味でも生活的な意味でもなんの意味においても、需要が重要になってくる 金銭的な意味でもアイデンティティー的な意味でも

超人x

太宰やドストエフスキーやニーチェを並べるのはだいぶ間違っているかもしれないけれど、なにかにおいがにている。気がする。自信はない。というかこの文字列をどこかで見かけた気もするので自分の意見なのかどうなのか、もうよくわからん。どうでもいい。 ド…

結婚

「素」の状態が好きになれるのなら、結婚してもうまくいくと思う 付き合っていて、相手のことを考えるあまり、無理をして我慢や誇張…自己欺瞞をしてしまうと うわべだけの付き合いのできあがり… たとえば「タバコ吸うのやめて」といわれたら、 1、会ったと…

言葉とその裏

考えすぎはよろしくない 考えられる俺かっこいい http://mudainodqnment.ldblog.jp/archives/1563109.html